こんにちは、石森です!
石巻マルシェがオープンして3週目の営業です。
東京も、寒いと感じる日がだんだん多くなってきました。
一週前と比べて、朝からお天気が良かったこのこの日は、朝から、石巻から応援で駆けつけてくれた方がいました。
め組JAPAN
朝から、開店の準備のご協力をいただきました。
ありがとうございました〜。
め組JAPANさんが、わざわざ東京まで直接、商品を持って来てくれました。
こまっちゃぐれタオル
これ、女の子の赤ちゃんに着せる用途のものではなくて、「手拭きタオル」です。うーん、かわいい!
支援物資でいただいたタオルを「おだってばりぃで」の方々が作られたもの。
とっても、手の込んだ商品になっています。
め組JAPANの方にお話を伺いました。
おだってばりぃでのみなさん、とっても愛情を込めて作っていて、一つ作るのに2時間ぐらいかかっているそうです。色の組み合わせなんかも考えるのがとても楽しいのだそうです。作業をするときには「お茶っこ飲み」みたいになっていて、とても楽しい雰囲気なのだそうです。
こまっちゃぐれタオルには、作った方のメッセージカードが入っています。
朝からたくさんの方に、商品に興味を持っていただいて、購入していただきました。
ウェブからの購入も出来るそうですよ。購入はこちらから。
石巻卓上カレンダー
この日、ふと気づいたら、レジの上に卓上カレンダーがおいてありました。作ったの、誰だろう。。と思ったら。
どうやら、石巻工房さん。
デザインが素敵なんですよー。その一部をご紹介!
1月は石ノ森萬画館
3月はサンファン・バウティスタ号
7月は川開きの花火の様子。これは、きっと稲井の方だなー!
この他の月もキレイな絵が描かれています。
※こちらのカレンダーは石巻マルシェでは取り扱っていませんのでご注意を!
飛び込む情報
石巻マルシェ ウィロード山王店の目的の一つが「東京に散らばる石巻の情報を集めること」です。復興に向けた石巻で必要な情報は、現地の情報流通にはかないません。
例えば(今でこそ少ないけれど)どこのお店が営業再開したとか。イベントやお祭りがあるよとか。
今では難しい地域もありますが、地域間のコミュニケーションが生き続ける限り、現地の情報は現地に存在しています。東京にいながらそれらを拾うには、インターネットや親戚、友だちからの話ししか存在していません。
被災地への関心がなくなれば、これらの情報に接する機会は減っていきそれが震災の風化となります。
東京にある石巻の情報ってなんだろう?と考えると「支援の声」が大多数です。
地域の生活情報は現地に存在していて、支援情報は東京に存在しています。
12日だけでもこんな話しがありました
- 3人組の方に来店いただきました。石巻にボランティアに何度も行っていただいて、今度、石巻に住民票を移されるのだそうです。お一人は渡波で漁業の支援を行なっているとのお話でした。
- ピースボートで支援をいただいている方に来店いただきました。現在の石巻でのピースボートの活動について、お話をうかがいました。今でも、東京からの土日の休みでのボランティア活動のバスはすぐに予約がうまってしまうのだそうです。
- 石巻に3月末と8月にボランティアに行っていただいた方に来店いただきました。私の母校の石巻市立蛇田小学校の避難所で支援をしていただいたそうです。小学校の花壇に花を植えていただきました。小学校の先生を東京に招いて、小学校の避難所の様子を講演してもらったそうです。東京の街には日常生活が戻っていることを先生は信じがたい。。とお話ししていたそうです。
- 石巻高校の40回生の方々が4名でご来店いただきました。石巻マルシェの近所に住んでいてたまたま、お店に来ていただいた女性とお話をされていました。応援の声もかけていただきました。
- 就職活動をはじめた宮城出身の学生さんに足を運んでいただきました。卒業論文で「被災地の復興について」まとめたいらしく、たくさんの人に話を聞いているそうです。
- 来週(12月17日)に石巻の仮設住宅でクリスマスソングを歌うボランティアをするという方にご来店いただきました。一生懸命練習をされているそうです。
震災や被災地の現場について、人々の関心が薄れていくことを止めることは非常に難しいです。きっと出来ません。
それを寂しく思いながら、こんなにもたくさんの方に応援をいただいています。そして、行動していただいています。
こうやって活動されている方々からお話を聞くと「勇気」が持てます。
自分たちが生まれ育った街が、全国の大勢の方から支援をいただいていることに感謝をしながら。その支援・応援に応えられるように地域が一丸となって復興を目指していけると良いなと思います。
来週もやってるよーー!!
遊びに来て下さい!たくさんの方とお話が出来ることを楽しみにしています!