10月6日(終了)と27日(共に土曜日)の石巻マルシェで、
ボランティアや観光で東北に行った事がある人、
これまで復興支援活動に携わってきた人、
東北に行きたいと思ってたけどいいキッカケがなかった人、
…そんなみんなで、
石巻にまつわる映像作品を撮られた監督の皆さんと一緒に、
石巻の美味しいお料理を楽しみながら語り合いませんか?
もちろん、映像作品の上映も予定しています!
東北へ
- 行ったキッカケ
- 行き続けているモチベーション
- 行けなかったワケ
そんなお話の中から、
今まで東北に関心のなかった人に興味を持ってもらえたり、
東北に行ったことのない人東北に行くキッカケになったり、
そんなアイディアが生まれるといいなと思っています。
両日共に、被災地に深く関わってこられた皆さんをお招きしています。
特に27日は石巻にまつわる映像作品を撮られた監督の皆さんをはじめ、とても豪華な顔ぶれになっています。
- 岸田さん*(27日):『缶闘記』*監督、『東北まぐ』*編集
- 藤川さん*(27日):『石巻市湊小学校避難所』*監督
- 田代さん*(両日、27日はボランティアの状況による):『田代ジャパン』*代表
- 吉本さん*(両日):『After 3.11 Film Festival』*代表
- 栄元さん(27日):『石巻・手作りCMプロジェクト』ちち
- 天野さん(27日):『ISHINOMAKI 2.0』理事
* 後ほどご紹介します。ご紹介順は、参加して頂ける事になった順です。
震災から1年半が経ち、被災地に対する世間の関心が薄れてきているのは紛れもない事実です。
けれども、まだまだその時期でない事を現地に行った事のある方なら誰でも感じているし、問題意識を抱いている事と思います。
この座談会は、そんな皆さんが見識や意見を共有できる、東北に行った事がない方とも被災地の現状や心境を語り合える場にしたいと考えています。
今まで被災地に関心はあったけど、なかなか行くキッカケがなかった。
そんな皆さんにとっても、監督の皆さんやボランティア等で被災地に深く関わって来られた皆さんの貴重かつ稀有なお話が伺える良い機会だと思います。
被災地から遠く離れた場所にいながらできる事を模索してきた私たち石巻復興プロジェクトにとっても、原点を省みる良い機会と捉えています。
参加時間等に制限は設けませんので、どうぞお気軽にご参加下さい。
参加方法
Facebookのイベントページを作成しましたので、こちらに「参加予定」の設定をお願いします。
https://www.facebook.com/events/434626646601179/
Facebookアカウントをお持ちでない方は、 info@reishinomaki.net 宛にお問い合わせ下さい。
会費
2000円を予定していますが、参加人数により上下する可能性があります。
その旨ご了承下さい。
また、あまりお値段のはるお酒はご提供できません。
飲みたいお酒のある方はご持参頂けると助かります。
当日のながれ
10:00~閉会まで 店内で映像作品を上映します
18:00ごろ~20:00 栄元さん、吉本さん、藤川さん、岸田さんによる作品紹介と質疑応答
20:00~フリータイム
時刻の変更、確定などあり次第、このページにて告知(FacebookとTwitterにて通知)します。
会場、機材など
今回は、モニター側の壁に向かって皆さんに座って頂く形にしようと思っています。
お食事等はを置いたテーブルは、店内奥のスペースに設置し、フロアにテーブルを置かない形です。
皆さんがご利用になりたい資料など事前に伝えて頂ければ、モニター(55インチ)で映せるように準備しておきます。
AppleTVとTVにHDMI接続可能なWindows7 PCは準備しておきます。
各々の機器で再生可能な媒体(USBメモリ→Windows7 PC、YouTube→Apple TV 等)をご用意頂ければ再生可能です。
通常のTVに出力(アナログ、D端子、HDMI)できる機器をお持ち頂ければ、それを接続する事も可能です。
インターネット接続環境に関しては準備を進めていますが、当日に間に合う保証はできません。
最低でも無線LANルータを準備しますが、もしご自身の端末から確実に接続可能な機器(モバイルルータ等)をお持ちの方は、それをお持ち頂いた方が間違いないと思います。
その他当日の詳細に関しては、新しい動きがあり次第告知させて頂きます。
背景
岸田さんからの「東北まぐの誌面で、現地(東北)に人が行くような流れを作りたい、その相談に乗って欲しい(要約)」、というメッセージがキッカケでした。
このメッセージを自分なりに(勝手に)解釈して、今回の座談会@石巻マルシェを企画しました。
自分自身も震災直後からもどかしい想いをしてきましたが、東北に縁もゆかりもない人が東北に目を向ける、東北へ行こう、となるにはなかなかのキッカケ、動機が必要です。
映画を撮り終わった今でも定期的に石巻へ行かれている藤川さんが仰っていました。
結局は人と人との繋がりで行っているんですよと。
ボランティアで現地へ行った事のある方々には共感できる方も多いのではないでしょうか。
同時に、東北に縁やゆかりができる、その最初のハードルが高い事も皆さん肌で感じてこられた事と思います。
私たちのように家族や知人が被災したからという人間より、震災まで全く東北に縁がなかったのにボランティアに行った方や、行き続けている方のご意見にこそ重要な気付きがあると考えています。
今は行ってない、関心はあったけど行ったことない、といった方々も含め、いろんな立場の方々のご意見を集約してこそ、より良いアイディアが生まれて来ると思っています。
様々な立場の、多くの皆さんのご参加をお待ちしています。
この企画に対する、皆さんからのご意見、ご提案もお待ちしています。
以下、お誘いさせて頂いた順でのご紹介です。
岸田さん、缶闘記、東北まぐ
『缶闘記』は木の屋石巻水産の皆さんが過ごした震災後1年間の闘いの記録を残した映像作品で、日本財団「写真・動画コンクール2012ドキュメンタリー動画部門」でグランプリを受賞されました。
監督の岸田さんは4/30から被災地へ赴き、その後も東京で仕事をする傍ら、週末には被災地へ赴き、この作品を作られました。
あの缶詰とはこの時既に出会っていたんですね。
→岸田さんのFacebookアルバム「50days 「東日本大震災」現地レポート」
私もこれより少し後に同じ場所に居ました。あの時の経験は一生忘れられないと思います。
岸田さんはメール(web)マガジン『東北まぐ』の編集にも携わっており、東北の今を伝えるべく、震災から1年半経った今も精力的に奔走しています。見た目通りのとてもエネルギッシュな方です。
東北まぐについては、是非創刊号をご覧下さい。缶闘記についても紹介されています。
藤川さん、石巻市湊小学校避難所
藤川さんからメッセージを頂いた頃、ISHINOMAKI2.0の天野さんから頂いたご縁で『石巻市湊小学校避難所』監督の藤川さんとお会いすることができ、この企画への参加を快諾して頂きました。天野さんにも藤川さんにも大感謝です。
藤川さんは4/21に湊小学校を訪れ、その後6ヶ月あまりを石巻で過ごし、この映画を撮影されました。
おふたりとも殆ど同じ時期に被災地入りし、おそらくは同じ日の石巻の空気を吸っていたんですね。すごい偶然です。
藤川さんはとても気さくな方で、当時の石巻の話や、映画を撮られた背景をたくさんお話して下さいました。
私自身も、この両監督の出会いがとても楽しみです。
田代さん、田代ジャパン
もう1年以上、継続的に個人でバスツアーを企画してきている田代ジャパン代表の田代さん、なんとまだ学生です。
週末なかなか関東に居ないので捕まえるのがたいへんでした(笑)
そんな田代さんと関東でお話できるチャンスです。
いろんな気付きを頂けると期待しています。
吉本さん、After 3.11 Film Festival
被災地支援ドキュメンタリー映画『手のなかの武器』監督の吉本さんは、現在『After 3.11 Film Festival』代表として震災の風化を防ぐべく精力的に活動されています。
1日で100以上のいいね!を頂きました。ありがとうございます!
150いいね!
準備も整っておらず、バタバタすると思いますが、明日はよろしくお願いします。
27日もよろしくお願いします!
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