2/23(土) 花の力 for Japan 2nd に出展します!
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石巻復興プロジェクトメンバーのやっくん、ちはやさんは、石巻の花屋さん「はなき」が実家です。
やっくんは東京で仕事をしていたのですが、震災後実家に帰り、ちはやさんも麻生十番の花屋さんで働いています。
そんなふたりから、今回のイベントについて、”花の力”についてのコメントです。

  • やっくん

花で震災で大変な思いをした人達を救えないと思ってました。
食べれないし、使えないし。
なんの役にも立たないじゃんって。
でも震災後1週間経って実家に帰り、お店で泥かきなどしてたらお花を求めにくる人がいました。
それはもちろんお供え用がほとんどでしたが、中には誕生日なので何かないですかという人もいました。
たまたま無事だったアレンジをその時はお渡ししました。
その時に、お花って気持ちの癒しになったり、人の心の栄養的な役割をするんだよなって改めて思えた瞬間で、何かできるんだなって思えた瞬間でした。
そういうのもあり「川開きウェディング」もできた次第なんですが。
何を言いたいかというと、お花を通して人に力や癒しを与えられるってこと何ですかね?!

と、お姉さん(ちはやさん)にパス。

  • ちはやさん

宮城県は鹿児島県と1位、2位を争う位、お花を購入される方が多い県でした。
震災後、宮城県は上位からは落ちましたが。
お花は無くても良いと考える方が多いと思いますが、少なくとも宮城県人はお花を必要とされてる方々が他の県に比べたら多い!!
お花で癒されている方が多いのだと思います。
仏花が多く出てるってのもありますが、欠かさずお墓や仏壇にお花を供える事って、ひとりひとりの気持ちですよね。

以前、知人が台湾の花屋さんで働いてた時のお話。
台湾人の新郎と中国人の新婦の結婚式を台湾で挙げるため、一週間前に新婦が飛行機で台湾へ向かっている途中で事故に遭い亡くなりました。
結婚式が葬儀へと…
でも、新郎は、結婚式場でウエディングで用意されたお花を全て使って、遺体を横に結婚式を行いました。
そして、新郎は眠っている新婦へ『愛し続けます』と…、そっとウエディングブーケを置いたそうです。

身近な所では、(石巻復興プロジェクトメンバー)美智子さんのご両親は今も仮設に住んでいますが、母の日にお花を贈ったら凄く喜んでくれたみたいです。
震災前は庭に花がいっぱいだったみたいですが、今は仮設だから小さいプランターに植えて楽しんでいるとか。

こんな風に、嬉しい時、悲しい時にもお花はある。

お花で癒される人がいる。
喜んでくれる人がいる。
お花にはそんな力があって、私達花屋はさらに力をプラスして喜んでもらう。

震災で悲しい思いをした方、復興に疲れた方、不安の日々を過ごしている方などなど、お花で心穏やかになってくれたらな!と思います。

この、石巻の花屋さんで働く、石巻出身で東京の花屋さんで働く二人もイベントに参加予定です。
(やっくんは調整中)
是非、会場で姉弟にお声掛け下さい。

イベントの詳細については、花の力プロジェクト公式サイトをご参照下さい。
http://hananochikara.org/hananochikara_forjapan_2/

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