1/5は、2013年石巻マルシェ初売りでした!
小学生の夏休みの宿題が如く前日にスタッフ一同バタつきながら福袋、割引券などの準備をし…
いつもより賑やかで新年らしい店頭をセットアップすることができました!
2011年から2012年にかけて、石巻マルシェは少しの間お休みを頂きながらも、1年以上の期間営業させて頂きました。
震災の風化に伴い、ボランティアで来て下さる方や、遠方からお越し下さるお客様も殆ど見られなくなりました。
この現状には致し方ないと感じる面もあり、自分たちの努力や工夫が足りなかったと反省する面もあります。
しかし、継続してやってきた成果もあります。
いつも、ビックリするくらいおつまみ昆布を買って下さるお客様、
いつも、おこげせんべいを沢山買って下さる上に、お知り合いの方にご紹介して下さる商店街のOさん、
そんな大森商店街の皆さんに支えられていると思います。
商店街のOさんには福袋を最初にご購入頂きました!本当にいつもありがとうございます!
ボランティアや遠方の方は~と書いたばかりですが、この日は復興支援活動をされている、多くの方にお越しいただきました。本当に嬉しかったです。
- 昨年末から石巻マルシェのお手伝いに来て下さっているOさんのボランティア仲間のお友達
なんと、大森に引越しが決まったばかりだそうです!
大森に引越すのも偶然、Oさんとお友達だったのも偶然、すごいです。 - 神奈川災害ボランティアネットワークの谷本さん
谷本さんとは、復興支援の現状についてじっくりお話させて頂きました。
やはり、どちらの団体でも抱えている問題は同じかなと感じました。
余談ですが、谷本さんも田代ジャパンの田代君と繋がっており、田代君談義で盛り上がりました。
これも不思議なご縁です。
自分自身が横浜市民ということもありますので、横浜と大森を繋げる企画を考えたいと思っています。 - ファンドロイド・イーストジャパンの原さん
震災を機に、Android開発で仙台に産業を興すために設立された原さんは、ご実家がご近所だそうで、ご来店下さいました。5日に開店してよかったです。
実は不勉強でファンドロイド・イーストジャパンの事を知らなかったのですが、『復興の窓』というアプリが気に入って、ずっと前からインストールしていました。
ITやアプリをネタにしたイベントが企画できたらいいね、というお話をさせて頂きました。
福袋もご購入頂きました。ありがとうございます!
- 鈴鹿景子さん、チーム・おだづもっこの平林さん
昨年末から告知させて頂いていた、チーム・おだづもっこさんの活動をご紹介頂きました。
チーム・おだづもっこさんでは、震災の風化を防ぎたい、被災者の本当の気持ちを東京に届けたい、という想いから、被災者の手記をプロのライターが脚本化し、プロの俳優による朗読劇を3月、4月に上演する予定で、現在その舞台の出演者を募集しています。
年齢、性別、経験も不問とのことですので、少しでも興味のある方は是非ホームページをご参照下さい。
石巻復興プロジェクトのFacebookページでもフォローしていきたいと思います。
この活動に共感して来て下さった鈴鹿さん曰く「被災者の気持ちが分かる人なら、自然と演技になる。」、おだづもっこのリーダーさん曰く「楽しんでやって欲しい。」とのことです。
プロの脚本で、プロの俳優さんたちと舞台に立てるまたとない機会でもあると思いますよ!また、この場では石巻や、復興支援に対する気持ち、アイディアを、自然と語り合いました。
Oさんが淡々と、ゆっくり話してくれた、「被災地の現状をどう伝えればよいのか分からず、もどかしい想いをしてきた。」という言葉が印象的でした。
こういう風に、静かに心の中の声を話し合う機会を、今までまあり作ってこれなかった気がします。
座談会でも、この経験を活かしたいと思います。
この日お越し頂いた皆さんとは、復興支援に関する問題意識や、今後に繋がる実りあるお話をさせて頂けました。
復興三年目、こういうご縁を無駄にしている余裕はもうありません。
我々にできる限りの事を仕掛けて行きたいと思っていますので、今後共お付き合いよろしくお願いします!
ちなみに、この日ご用意させて頂いた、6,500円相当の商品が入って3,500円!の福袋は、惜しくも2袋売れ残ってしまいましたが、2,000円以上の冷凍食品が入ってたったの1,050円!の福袋は無事完売しました!本当にお得だったので自分でも買って帰りたかったです!
準備に奔走(バタついていたとも言いますが)してくれたスタッフには本当に感謝しています。
今後も、このような季節に沿った商品や、イベントを企画していきますので、皆さん今年も是非石巻マルシェへ足をお運び下さい!
今年もよろしくお願いします。